人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top | Log-out 
恋愛物語 魔虞&時音編
2006年 05月 09日 |
ここは魔虞の自宅。黙々とPCに向かい続ける魔虞。
いや、時折ぼそぼそと呟く声が・・・
「あー、冥土ちゃん、そっちは危ないよ!」「僕が守ってあげるからね・・・」
・・・呟きは聞こえなかった事にしよう。





当然、魔虞は蟲・・・じゃなくて無視。

 「おはよっ。魔虞ったら、起きてるならドアぐらい開けてよ~。」
ピンポーン×10回程度経った頃に、ガチャっとドアを開いて時音登場。

魔 「鍵持ってるんだから、勝手に入って来てくれよ。
   冥土ちゃんのピンチだったんだからさ。」
時 「あー、またと言うか、やっぱりシルクやってんの。すごく天気良いし、
   せっかくだから外に遊びに行こうよ。ディズニーランド行きたいな♪
   あ、新しい水族館も行ってみたいよね、ペンギンの赤ちゃん産まれたんだって。
   見てみたぁい。」
魔 「ディズニーランドなんて混むだろ。水族館だってオープンしたばかりは混むから嫌!」
時 「はー、魔虞って人混み嫌いだもんね・・・。じゃ、ドライブしよ、ドライブ。」
魔 「ドライブか・・・めんど・・・いや、何でもないです。」
時音の睨む顔を見て、慌てて言葉を飲み込む魔虞。

魔 「しょうがないなぁ。じゃあ、ドライブなら良いよ・・・・・・・・・・うん。」
時 「やったあ。どこ行く?私、お弁当作るよ。海が良いかな?」
魔虞と付き合い始めてから、デートはほとんど魔虞の家。
しかも魔虞がゲームしてるのを見てるだけ。
久しぶりの外デートに上機嫌になる時音。

魔 「そうだな~。どこが良いかな~。」
時 「美味しいもの食べに行くのも良いよ。魔虞の行きたい所で良いから!」
魔 「どこでも良いのか?それなら・・・やっぱ馬だよね、馬。」
時 「馬?魔虞って競馬やったっけ?」
魔 「いや、せっかくだから2人で馬に乗ってさー、遠出・・・思い切って和田から
   長安まで駆けてみよっか(^^)」
時 「・・・・・・・・・。」
魔 「あ、馬じゃ嫌だった?それなら、時音はラクダに乗ってて良いよ。俺はハンターな。
   時音は俺が守ってやるよ★」
渋く決めた!と思った魔虞が瞬間。

ぱしーん

時 「魔虞に守って貰えるなんて感動だわー。」
棒読みでそう言いつつ、玄関に向かう時音。
時 「実は私、前から気になってた人に告白されたんだよね。それじゃ、さよなら。」
魔 「ちょ、ちょっと待てよ。 落ち着けよ時音!!少し話しあおうよ!!
   あ、行っちゃった・・・・・・・・・仕方がないな。今日のゴルチケ分でも消化するか、うん。」

頬にくっきり手形をつけつつも、めげずにPCに向かう魔虞。君の明日はどっちだ!?

(終)

このお話はノンフィクションです(ぇ)
実際の人物と思いっきり関係があります(ぇぇっ)

by tukuyominokagami | 2006-05-09 08:01 | 蛇のうたたね |
<< 今日のわんこ ページトップ 先週の出来事 >>
-----------------------------------------------------------------------------------------------
(C)2005 JOYMAX ALL RIGHTS RESERVED (C)2005 GameOn Co., Ltd
当サイトで利用している画像及びデータは、株式会社ゲームオンに帰属します。
許可無くご利用または転用できません事を予めご了承下さい。